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あるサイトで見て、ぜひ一度自分の目で見てみたいと思っていた建物です。 電車を乗り継ぎ、横浜駅からは散歩がてら歩いていったのですが、途中道に迷ったり、地図ではわからないとんでもなく急な坂(地蔵坂)をベビーカーを押しながら上ったり、 かなり大変な探訪になってしまいました。 根岸森林公園という、春には桜の名所、広い芝生や池などがあるとても大きな公園の中にあり、 一等観覧席の目の前にあるモーガン広場には遊具も置いてあって、子供連れでのんびり一日を過ごすことができるところです。 一等観覧席は写真を見て想像していたよりも小さな建物だな、というのが最初の印象です。 でも見ているうちにどんどん存在感が増してくるその重厚な姿はいつまで見ていても見飽きないものでした。 是非もう一度、見に行ってみたい物件です。 居留外国人のために造られた、日本初の洋式競馬場。 現在のものは関東大震災後の1930年(昭和5年)に復興されたもので、4,500人収容の一等馬見所のみが残っています。 1942年(昭和17年)秋のレースを最後に閉鎖されました。 みなとみらいを見渡せる高台に立つ旧根岸競馬場は、戦争中はその見晴らしの良さから通信施設等に用いるため旧日本海軍に接収されていました。 戦後は米軍に接収され住宅地やゴルフ場などに使用されていましたが、その後1981年(昭和56年)に接収を解除され、国を経て横浜市の管理下におかれることとなりました。 現在でも建物の正面は米軍施設に隣接し、そちらから見ることは出来ません。 1988年(昭和63年)2等観覧席が解体され、老朽化が進んだ1等観覧席の屋根が撤去されました。 窓は板で覆われ、建物自体も柵で囲われ中に入ることは出来ません。 横浜市は再利用を検討中とのことですが、是非内部を公開してもらえると嬉しいです。 根岸競馬場観覧席前景 1930年頃
以下、上記説明文
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