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三鷹駅南口を出て玉川上水沿い遊歩道を歩いていくと、右手に山本有三記念館が見えてきます。
三鷹に住んでいた子供の頃から一度行ってみたいと思っていた建物でした。
もともとは清田龍之介という貿易商の別荘 (今でこそこの辺りは住宅街が広がっていますが、当時は雑木林が広がっていたそうです)
として建てられたものだそうです。
その後山本有三がの所有となり1936年(昭和11年)4月から進駐軍に接収される1946年(昭和21年)までの10年間をここで過ごし、執筆活動にあたりました。 有名な 『路傍の石』 もこの館で書かれた作品です。
![]() ![]() 左 : 三鷹駅から続く遊歩道
右 : 目立たない玄関 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さほど大きな建物ではないのに暖炉が3つもありました。 当時は回りに人家などもなく、今よりずっと寒かったのかも。 ベビーカーに乗ったまま眠ってしまった息子を、玄関脇にある暖炉や作り付けのベンチ、 本棚などがある小さな空間イングル・ヌックで受付の女性が預かってくれたので、 邸内をゆっくり見てまわることが出来ました。 ベビーカーで入館可と入っても、2階まで持ってあがることはかなり難しいので助かりました。 館内の写真撮影は個人で楽しむならOKとのことですが、ネット等で公開するのは好ましくないそうなので残念ですが差し控えました。 2階には執筆に使っていた数奇屋風の和室が、当時使っていた机等そのままの状態で保存されています。 イングル・ヌックや、窓辺の作り付けのベンチ、階段部分のステンドグラスなど、びっくりするほど豪華ではないけれど、 でも手が届きそうで届かない、等身大の洋館といったことろです。 私が訪れたのは平日でしたが休日もあまり人気(ヒトケ)がないようなので、いつでものんびりと見てまわることができそうです。 井の頭公園に来たついでにでもちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか? |
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